鞄職人になろうとしてた頃

もう10年以上も前のこと。
自分のイメージどおりのバッグをつくってみたくなり、鞄職人さんが開催するスクールに通っていたことがあります。

初級・中級・上級のコースがあり、期間は各半年、だったかな。上級はガチの職人志望者向け。
中級までで、
ヌメ革手縫い→かぶせ付き→トート2種→ボストン
ひととおりの基本形を習います。

型紙もCADなど使わず、職人さんらしく手書きです。
カーブのラインにセンスが出るそうです。長年の勘が頼りとのことです。

トート2個目は、大好きなヒョウ柄のハラコとラビットファー、スタッズもバンバン打ち込んだものをデザイン。

が❗️❗️

毛皮と革の縫い合わせってとても難しい。何度もミシンをふみはずし、ファーの毛束を巻き込んでは引き出し、ああなんて難しいの…職人さんすげえ❗️❗️と、身をもって知りました。

そんなに苦労して完成させたバッグは愛情もひとしお。
かと思いきや、どうもそんな感じも意外と湧いて来ない。

違う。なんか違う。

ちょうどその頃、この美しいバッグたちにであい、一目で思い知りました。

パターン(型紙)と素材。何より、腕。

このレベルまでいかなきゃ自分のイメージどおりなど実現出来ないのね…

わたしってば割と器用だしぃ、あわよくば鞄職人に、などという夢物語はその一瞬で跡形も無く粉砕されましたが、それはそれでまた良い経験。

これは2つともイタリア製。
外国のデザインが一概にいいとは言えないけど、どうしてパッと見ただけでこんなに違うんでしょう。やっぱり歴史と職人の伝統技でしょうか。革工芸の本場ですものね。

お値段もそんなバカ高くもなく。
日本人が大好きな、某おフランス高級ブランドのキーケース程度のもんでこざいます。

それで10年以上経った今でも全く古さを感じさせずまだまだ現役活躍中。

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まあ特別、外国贔屓というわけではなく、日本の「TOFF & LOADSTONE」なんかも(*^^*)
これまたスタッズバンバン打ち込まれた、2009年の限定バッグ。折り畳んで平らになる、他にはない珍しいカタチ。今も大切に使っていま〜す(=゚ω゚)ノ

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by yuusfuru | 2016-12-22 21:42 | Comments(0)